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Switch 2で戦国日本を巡る!『アサシン クリード シャドウズ』が示す次世代機の真価

人気ゲームシリーズの最新作『アサシン クリード シャドウズ』が、Nintendo Switch 2向けに発売されることが明らかになりました。

16世紀の日本を舞台にした本作のNintendo Switch 2版について、海外メディアNintendo Everythingの「アサシン クリード シャドウズ、Nintendo Switch 2での発売が決定」という報道をもとに、その新情報と魅力を深掘りします。

Nintendo Switch 2版の注目ポイント

今回発表されたNintendo Switch 2版には、携帯機ならではの機能や、他機種版との連携を意識した仕様が盛り込まれています。

発売日と独自機能

発売日は2025年12月2日(火)に決定。Nintendo Switch 2版では、ワールドマップやストア、隠れ家といったメニュー画面でタッチ操作に対応し、携帯機ならではの直感的なプレイが可能になります。

また、複数のゲーム機で進行状況を共有できる「クロスプログレッション」機能もサポート。他のプラットフォームでプレイしていたデータを引き継いで、外出先でも物語の続きを楽しめます。

二人の主人公:忍と侍のプレイスタイル

本作では、伊賀出身の忍「藤林奈緒」と、歴史上の人物でもあるアフリカ出身の侍「弥助」という、対照的な二人の主人公を状況に応じて切り替えながらプレイします。

奈緒江は、光や音、影を巧みに利用して敵の目から逃れる隠密行動の達人です。鉤縄を使えば高所へ瞬時に移動でき、手裏剣や煙玉といった道具で敵をかく乱することも可能。シリーズ象徴の武器「Hidden Blade」(隠し刃)で、ターゲットを音もなく仕留めます。

一方の弥助は、刀や薙刀を駆使した力強い近接戦闘を得意とします。弓による静かな暗殺も可能ですが、彼の真価は正面から敵を圧倒するパワフルな戦闘スタイルにあります。

隠密行動で敵を一人ずつ排除するか、力で真正面から突破するか。二人の能力を使い分ける戦略性が、本作の大きな魅力です。

戦術を左右するダイナミックな世界

ゲームの舞台となる世界も、プレイヤーの戦略に大きく影響します。季節や天候は常に変化し、例えば雪が積もれば足跡が残り、雨が降れば視界が悪くなるなど、状況に応じた立ち回りが求められます。さらに、建物の一部を破壊して新たな侵入経路を作り出すといった、環境を利用した戦術も可能です。

最新技術で蘇るリアルな戦国日本

本作では、Ubisoftが開発したゲームエンジンAnvilエンジン」の最新版が採用されており、16世紀の日本が驚くほどリアルに描かれています。

特に注目すべきは、「レイトレースによるグローバルイルミネーション」というグラフィック技術です。これは、光の反射や拡散を現実世界のようにシミュレートすることで、非常にリアルな光と影の表現を可能にします。雨に濡れた屋根に反射する提灯の光や、水面に映る景色など、息をのむほど精巧なビジュアルが実現されています。

こうした最新技術により、城下町の賑わいから静寂な寺社、美しい自然に至るまで、生命感あふれる戦国日本が目の前に広がります。風に舞う桜吹雪や、日本語音声も相まって、プレイヤーは深い没入感を味わえるでしょう。

場所を選ばない戦国体験:Switch 2版が拓く新たな可能性

アサシン クリード シャドウズ』がNintendo Switch 2で登場するというニュースは、多くのゲームファンにとって朗報です。本作の魅力である広大な戦国日本を、テレビの大画面だけでなく、携帯モードで好きな場所で手軽に冒険できる体験は、これまでにない価値を提供します。

これほどまでに大規模なオープンワールドゲームがSwitch 2に対応することは、この新しいハードの処理能力の高さを明確に示しています。自宅では没入感あふれる大画面で、外出先では手軽に続きをプレイするなど、プレイヤーはより自由な形で本作の壮大な物語を楽しむことができるでしょう。

2025年12月2日の発売が今から待ち遠しい限りです。新たな「アサシン クリード」体験が、どこまでも広がる戦国日本で私たちを待っています。