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ゲーフリ×コーエーテクモ開発!ポケモン新作『Pokopia』は次世代機でどう森×マイクラ融合

ポケモン」と「どうぶつの森」、そして「マインクラフト」の要素が融合したら、どんなゲームが生まれるでしょうか。そんな夢のようなゲーム『Pokémon Pokopia』が、9月12日に開催された「ニンテンドーダイレクト」で発表されました。

本記事では、海外メディアEurogamerのニュース「Ever wanted to play a Pokémon Animal Crossing meets Minecraft? Pokémon Pokopia might be just that game」を基に、この注目作のゲーム内容や開発体制、発売情報を分かりやすく解説します。

『Pokémon Pokopia』とは? 自分だけの楽園を作るスローライフRPG

『Pokémon Pokopia』は、本編シリーズとは異なる新しいゲーム性や物語を展開する「スピンオフ」作品です。本作は、素材を集めて世界を自由に創造していくブロックメイクRPGで、ものづくりやスローライフを楽しむことに焦点を当てています。

このゲームの主人公は、人間のような姿をした「メタモン」です。プレイヤーはこのメタモンとなり、畑で野菜を育てたり、ポケモンたちが快適に暮らせる家を建てたりして、自分だけのポケモンの楽園を創り上げていきます。発展させた町には他のプレイヤーやポケモンを招待することも可能で、そのプレイスタイルは「どうぶつの森」シリーズや、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストビルダーズ2』を彷彿とさせます。

本作の大きな特徴は、ポケモンたちの能力を「ものづくり」に活かせる点です。例えば、フシギダネの持つ「Bulbasaur's Leafage」という能力で緑を豊かにしたり、ゼニガメの「みずでっぽう」で枯れた植物を元気にしたりと、ポケモンと協力しながら世界を彩っていきます。

さらに、ゲーム内の時間は現実と連動する昼夜サイクルが採用されており、天候も変化します。これにより、まるで本当にその世界で生活しているかのような深い没入感を味わえるでしょう。バトル中心ではない、ポケモンとの穏やかな暮らしを体験したいプレイヤーにとって待望の作品となりそうです。

開発はコーエーテクモゲームフリーク!舞台は次世代機へ

本作の開発体制も大きな注目点です。「ポケモン」シリーズの生みの親であるゲームフリークに加え、『ドラゴンクエストビルダーズ2』などクラフトゲームの開発で定評のあるコーエーテクモゲームスが開発に参加しています。

コーエーテクモゲームスが培ってきた「ものづくり」のノウハウと、ゲームフリークポケモンに対する深い知見が融合することで、これまでにないユニークなポケモン体験が生まれることへの期待が高まります。

さらに、『Pokémon Pokopia』は2026年に発売予定で、プラットフォームは任天堂次世代ゲーム機Nintendo Switch 2」です。最新ハードの性能を活かし、より美しく広大なポケモンの世界が描かれることになるでしょう。

ポケモンと「創造」する新たな体験への期待

「集めて、育てて、戦う」という本編の柱から、「共に暮らし、創造する」という新たな体験へ。本作は、ポケモンという存在の新たな側面をプレイヤーに提示します。

巨大なIP(知的財産)がスピンオフを通じて新たなジャンルに挑戦することは、シリーズの可能性を広げる上で重要な戦略です。特に、ポケモンを知り尽くしたゲームフリークと、「ものづくりRPG」で実績のあるコーエーテクモゲームスが協業することで、品質の高いゲーム体験への期待は大きく膨らみます。

この試みは、従来のファンはもちろん、これまでポケモンに触れてこなかった新たな層にもその魅力を届けるきっかけとなるでしょう。ポケモンと共に自分だけの世界を創り上げるという体験が、どのような物語を生み出すのか。2026年の発売が今から待ち遠しいです。